私たちの町「八女」は九州福岡県の南部にあり、熊本県と接する辺りに位置します。
「八女茶」が全国的にも有名ですが、それ以外にも「みかん」、「たけのこ」、「イチゴ」、「キウイ」や夜灯りをともし開花時期を遅らす「電照菊」などの様々な農産物の採れる豊かな土地です。
また、仏壇、提灯、手漉き和紙等の伝統工芸が盛んです。
八女市には九州最大の前方後円墳、岩戸山古墳があります。
この古墳は6世紀はじめに北部九州を統治していた「筑紫君磐井」が築いたものとされています。
そして「八女」を横断するように清流「矢部川」が流れています。
八女郡矢部村矢部に源流を発し、58キロの長さを持つ1級河川です。
上流では「ヤマメ」が泳ぎ、梅雨前には蛍が飛び交っており、日向神ダムのある日向神峡は景勝地として有名です。
当社もある中流域では、夏場は鮎釣りをする人達が見られ、花火大会があちこちで行われております。
下流ではムツゴロウや独特の魚介類であふれ、ノリの養殖で有名な有明海へとそそいでゆきます。
この自然豊かな町「八女」の魅力の一部をご紹介いたします。
「八女」の地名の起こりにもなった、パワースポット八女津媛神社です。八女津媛女神さまを祀った約1300年の歴史があり、八女の町を見守り続けています。5年に1度だけ公開される「八女津媛神社の浮立(ふりゅう)」では、五穀豊穣、無病息災などを祈願して、太鼓、鉦(かね)をつけた踊り手が真法師(しんぱち)を中心に華やかに舞います。福岡県指定の無形民俗文化財にしていされています。
住 所:八女市矢部村北矢部4014番地
交 通:堀川バス 石川内バス停下車1.3km
アクセス:八女ICから国道442号線を車で約60分
創 建:養老3年(719年)
ひとつ目の「洗玉橋」(明治26年完成)は、一番古い石橋で、熊本県の通潤橋を手がけた「名工・橋本勘五郎」の最後の作品です。
ふたつ目の「寄口橋」(大正9年完成)のそばには「ほたると石橋の館」と「北川内公園」があり、春には桜の名所になっています。
住 所:八女市上陽町北川内周辺
アクセス:八女ICより車で約40分
みっつ目の「大瀬橋」(大正6年完成)は交通量も多く今も現役で、町の大事な生活の一部。道幅がせまいので、隣接してコンクリート橋が完成しました。
よっつ目の「宮ヶ原橋」(大正11年完成)は一番下流にある、上陽町最長の橋で約46mもあります。道幅は狭いですが、美しい4連アートは圧巻です。
南北朝時代の征西将軍「壊良(かねなが)親王」のご静養の地であった「滝の宮不動尊」と「納又の滝」です。
「壊良親王」を偲んで滝の横に不動尊をお祀りすると、信者さんが良縁に恵まれたり、掃除や参道の整備をしたら、23組もの縁談がまとまったりと、縁結びの不動尊で有名です。
住 所:八女市上陽町上横山
アクセス:八女ICより車で約60分(県道52号→70号)
九州有数の谷川梅林は、毎年2月に約3万本の白梅や紅一点の鮮やかなピンクの梅を観賞できるイベントです。
梅林散策を始める前や散策後には、会場内にワインの試飲や地元の特産品の販売、軽食を楽しめる露天が立ち並ぶので、くつろげることもできます。
そして、谷川梅林ワインセラー内で行われる「竹あかり幻想の世界」は、竹を掘って切り抜いた絵に、光を使った幻想的なアートが圧巻です。
住 所:八女市立花町大字谷川後田地区(谷川梅林)
アクセス:八女ICより車で約30分